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旅行するなら「旅行積立」で賢くお金を貯めよう

旅行するなら「旅行積立」で賢くお金を貯めよう
今は銀行にお金を預けても、利息が期待できない時代です。スーパー定期(1年もの)では、ネット銀行の比較的金利の高いところで年利0.10%程度。100万円を1年間預けた利息が1,000円(税引き前)ですから、あまりお得な感じはしませんよね。
そんな中、年利に換算すると1.5%~3%、プランによっては6%という高利率の積立があります。それは「旅行積立」。銀行にお金を預けるよりもお得な積み立て方法です。
そこで今回は、旅行積立について内容と注意点、選ぶポイントなどをご紹介します。
前佛 朋子
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旅行積立ってどんなもの?

旅行資金を準備するために利用するもので、目標額と支払回数または積立期間を設定して、毎月、または一括でお金を預けると、満期時にはサービス額が上乗せされた金額分の旅行券が受け取れるという仕組みです。サービス額分を年利に換算すると、銀行預金よりも利率が高いところが魅力。積立額が上乗せされる分、オプションツアーを利用したり、宿泊する部屋をグレードアップしたり、リッチな楽しみ方ができるのではないでしょうか。

 

現在、取り扱いのある旅行積立は、以下の通りです。

<旅行会社が扱うもの>

・JTB「たびたびバンク」

・H.I.S.「貯めチャオ」

・近畿日本ツーリスト「旅したく」

・日本旅行「ドリームプラン」

・阪急交通社「たびだち」

 

<航空会社が扱うもの>

・JAL旅行積立「たびつみ」

・ANA旅行積立プラン

 

<鉄道会社が扱うもの>

・JR九州「ジョイプラン」

 

 

どの会社も基本的には、毎月定額を積み立てていくプランと、まとまったお金を一度に預けて、満期時に受け取るプランがあります。

 

旅行積立を利用するときに注意しておきたいこと

旅行積立は、満期金が現金ではなく旅行券で支払われます。旅行券が利用できるのは、積み立てを行った会社が販売するパッケージツアー、ホテルの宿泊代、航空券などです。他社のツアーには使えません。ツアーの中には旅行券が利用できないものもあるので、注意しましょう。それに、会社によっては旅行券に有効期限が設定されている場合があるので、確認しておくことも大切です。

また、積み立てを中途解約した場合、積立金は現金ではなく旅行券で返金されます。たいていの旅行券は1,000円単位です。つまり、1,000円未満は切り捨てとなるので、全額が返金されない場合もあるのです。できるだけ、解約しなければならなくなるようなことは避けたいですね。最初に積立額を設定する際は、家計を圧迫しないよう無理のない範囲の金額を設定しましょう。

 

いちばん利用しやすい会社を選ぼう

旅行積立を始めるときは、どのように会社を選ぶのがよいのでしょうか。

基本的には、もっとも利用しやすい会社を選ぶのがいいですね。いつも利用している旅行会社だったり、家の近くに営業所があったり、自分の行きたいツアーを扱っていたりする会社をおすすめします。航空会社の場合、積立金の支払いにJALカードやANAカードを利用するとマイルが貯まります。飛行機を利用する旅行を計画中でマイルを貯めている方は、航空会社の旅行積立を利用するとよいでしょう。

また、旅行積立を帰省費用として利用したい方は、満期時に受け取る旅行券が国内航空券やJR券に引き換えることのできる会社を選ぶといいですね。

数年先に大きな旅行を計画していたり、旅行が毎年の恒例行事になっていたりする方は、旅行積立を利用すれば、確実に費用を貯めることができます。そして、旅行積立を利用する際は、行きたい旅行先の魅力的なパッケージツアーがあるかどうか、または、JRや飛行機など希望する交通手段のチケットに引き換えられるかどうかを基準に選ぶといいですね。銀行の定期預金よりも高い利息でお金を貯められる旅行積立を賢く利用して、家族旅行を心ゆくまで楽しんでくださいね。

FPフローリストでは、お得情報の他にも、お金の面で「自分や家族の夢を叶える」ためには、どのくらいの貯蓄体質に変わることが必要なのかをライフプラン・シミュレーションでご提案しています。旅行積立を利用するのは家計の個別の作戦ですが、ライフプランを作成することで、今後ずっとご希望の旅行や帰省を続けることが可能なのかというように、生涯にわたる収支全般からの視点から、より満足度の高い暮らし方を考えることができます。目の前の家計のやりくりを超えて、20年30年のスパンで節約できることを見つけたい方は、ぜひFPフローリストのファイナンシャル・プランナーにご相談ください。

(このコラムは、2016年6月現在の情報をもとに執筆しています。)

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