オンラインFP相談も FP相談のお申し込み
お金の基礎知識/最新トピックス
お役立ちマネーコラム

決定版☆カンタン家計簿のつけ方

決定版☆カンタン家計簿のつけ方
「家計簿って、続かないのよね~(>_<)」
「そもそも、どうして、家計簿をつけないといけないのかしら」

というお悩み・疑問をお持ちの方と一緒に、 家計管理のキホンを確認したいと思います。
さらに、「一番カンタンな家計簿のつけ方」をご紹介いたします。
ファイナンシャル・プランナー ゆりもと ひろみ
  • Follow me!
  • Instagram
  • Youtube

 そもそも、家計簿をつける目的って、何なのでしょう? 
家計改善において、一番大切なのは、「現状の把握」です。 お医者さんが、何の病気か分かれば処方箋がかけるのと同じです。
「とにかくお金に困っているので、どうにかしてください」 とFP相談に来られても、収支の内訳が不明だと、 アドバイスのしようがありません。家計の窓口は、 「家にはお金がありません」という言葉ほど、 鵜呑みにできない、といいますか、主観的な言葉はないと思っています。

 今までの経験上、「お金がない」といっている方の資産状況は、 自己破産寸前の方から、金融資産7,000万円超の方まで 千差万別だったからです。資産7,000万円の方は、将来の様々な支出を考えると、 安心し切って良いほどのお金はない、という意味でした。

 一方、自己破産寸前の方は、多重債務状態で、 もうあと数ヶ月で住宅ローンの返済は不可能になり、 転がり落ちる寸前まできておられるのに、 月々の収支を、正しく把握しておられませんでした。多重債務数百万円で、自己破産カウントダウン状態の人と、 資産7,000万円の人では、処方箋は全く変わってくるのは ご理解いただけると思います。

 家計改善をしたければ、資産状況、収支の現状を把握することが、 非常に非常に大切です。 現状分析に必要な情報を正確に集めることが、 最適な処方箋を出すための8割を占める、 といっても言い過ぎではないと、家計の窓口は考えております。
 ですから、 「家計で困っているけれど、何をどうしたらいいのか分からない」 という方には、すぐにでも、家計簿つけることを 始めていただきたいと思います
 とはいっても、市販されている家計簿ノートは、 相当根性がある人しか続かないと思います。 家計の窓口も続きませんでした(>_<)
その理由は、家計の窓口が考えるに、以下のようなものです。

  • 費目が細かすぎる
    (どの費目に分けるかで迷い、時間がとられてしまう)
  • 毎日や毎週つけるような仕組みになっていて続かない
     (つけないと仕事が残っている感じがして、精神的ストレスになる。また結構な時間が取られてしまう)
  • 合計を手計算しないといけない。
     (タテヨコ計算が合わないと気持ち悪く、時間がとられてしまう)

そこで、フツーにめんどくさいという感覚を持っている方でも、 気軽に続けられる家計簿のつけ方をご紹介します。 徹底的な節約を志している方以外は、 この方法で、毎月家計の記録を残せれば充分です。

POINT:長続きする家計管理をする

 家計の窓口のお勧めする家計簿は、 一ヶ月に一回の作業でOKです。
まず、細かい記録作業が必要な項目を限定します。 毎月決まって出て行く支出の大半は、 口座から自動引き落としされているはずですよね。 ですので、管理の目を光らせるのは、 現金支出のみとなります。

 現金支出は大半がレシート・領収書に変身しているはずですので、 忘れずにレシートを受け取り、集めておきます。 交通カードに現金チャージしたときなどは、領収書発行ボタンをおせば、 別途メモする必要がなくなります。
 レシートが無いものに関しては、 手帳などにメモをしておきましょう。 月に3,000円以上の漏れがないように といった軽めの程度でがんばりましょう。こうやってレシートを1ヶ月分集めておいたら、 月に1度、エイヤッと集計作業をします。

 レシートを費目ごとに分け合計額を出し、金額を記録します。 記録したら、レシートは捨ててかまいません! 
余談ですが、家計簿相談があったときに、 「レシートは記録したら、捨てていいですよ」 とお伝えすると、みなさん、すごく喜ばれます☆ レシートをどうするかも、家計簿が気重になる原因のひとつですね。(注:確定申告が必要な方は、経費になりそうなものは、捨てないでくださいね)

 費目例を、以下にご紹介します。 分けて記録しておくと、今後、分析しやすいものです。 家計の事情に合わせて、自由に決めてください。 なるべく項目数は少なくしておくのが長続きのコツです。

  • 食費
  • 外食費
  • 日用品
  • 夫こづかい
  • 妻こづかい
  • 子供費
  • 教育費
  • 交通費
  • 医療費
  • レジャー
  • 特別支出(これだけは、何に使ったかもメモ)

 その他、自動引き落としの項目は記帳を見て、 転記すればOKです。 エクセルで表を作れば、計算の手間も省けるのでお勧めです。

できればご主人、お子さんも巻き込んで、 みんなでわいわい集計しましょう。
「あー、ママだけケーキ食べてる!」
「今月、ゲーム3個も買ってたの!」
とお互いの支出チェックもできます。

 毎月1回、1時間程度の作業をするだけで、 家計のモヤモヤ感が解消され、見通しが立ちます。 見直しポイントも明確になってくるはずです。

 FPフローリストでは、経験豊富なFPが、一人ひとりに合ったライフプランをご提案しています。家計管理と節約に加えて、どのくらいの貯蓄体質に持って行くことができれば、住宅購入や教育資金準備、老後資金準備など、「中長期的な夢を叶えられるのか」が、ライフプラン・シミュレーションを利用すると一目瞭然となります。お金のプロに相談されたい方は、ぜひFPフローリストのファイナンシャル・プランナーにご相談ください。

教育費や家計、資産運用などの疑問はFPに相談して解決しよう!

相談対応の経験豊富な
ファイナンシャル・プランナーが
対応いたします。

相談対応の経験豊富な私たち「家計の窓口」のファイナンシャル・プランナーが対応いたします。

FP相談が初めてという方も安心してご利用ください。
丁寧でわかりやすいアドバイスを心がけています。