家計を潤すポイントカードの力を最大限に引き出すとっておきの方法
今まで「なんとなく」貯めて、「使えたらラッキー」という程度でポイントを貯めてきた方も、さらに上手く使いこなせるように、ポイントカードの力を最大限に活用する方法をご紹介します。
貯めるポイントは「絞り込み」が基本!
気づくと、あっという間に増えている、ポイントカードやポイントアプリ。どうせもらえるポイントだから、「もらっておかなければ損かな?」という気持ちから、各企業からのポイントをまんべんなく集めている方もいるかもしれません。
ポイントを選ぶ基準として、筆頭にあがるのは「還元率の高さ」。現在のポイント還元率の相場は0.5%~1%程。1%以上還元のあるポイントであればかなり魅力的です。ただ、この還元されたポイント、自分の買い物等にまで還元しなければ、貯めた意味がなくなってしまいます。有効期限があるポイントも多くあります。期間内に貯めて、しっかりポイント活用するという循環が成り立つことが、ポイント選びの重要な点になります。
つまり、「いかに多くのポイントを集めること」ではなく、「いかに多く自分に還元できるか」ということを第一に考える必要がある訳です。「貯まったポイントの使い勝手の良さ」がポイント選びのコツとなります。
1.汎用性の高いポイント=「共通ポイント」にまとめる
自分により効率的に還元するには、お金のように、なるべく多くの商品やサービスと交換できることが望ましいです。提携店が多い、いわゆる「共通ポイント」は、ポイントを集中して貯めることができ、また活用できる範囲も多いので、無駄なくポイントを還元できます。共通ポイント代表例としては、Tポイント、楽天ポイント、ポンタポイント、などがあります。
2.共通ポイントの提携店を確認し、自身の利用頻度の高い提携店が多いもの1つに絞る
当たり前のことのようですが、実際はポイントを分散させてしまっており、ポイントがどのくらい貯まっているかまで把握している人は少ないです。多くのポイントの有効期限は、「最後に利用した(貯めるまたは使う)日から1年間」です。ポイントを分散することで、よくわかっていないので、最悪ポイントが失効していることにも気づかず、ただ貯めているということにもなりかねません。
1つに絞って意識的に貯めていけば、おのずとポイントの貯まるスピードが上がり、還元力が貯まるので、さらにモチベーションが高まります。
強力な貯めワザは「クレジットカードとの相互利用」
貯めるポイントを決めたら、そのポイントが一番貯まりやすいクレジットカードを使うことで、ポイントがさらに貯まりやすくなります。メインで使っているクレジットカードを変更することは、公共料金などの固定費を引き落とし先にしている方にとっては、大きな作業になります。クレジットカードの比重が高く、ポイントのために変更するのは負担が大きすぎるということであれば、逆にクレジットカードで一番貯めやすい共通ポイントに決めてしまいましょう。
今メインのカードを変更しようか、迷っている方、これから新しいカードを作ろうと考え中の方は、ぜひポイントとの関係性からも検討してみてくださいね。
有効活用するならポイントの定期的なチェックを
先述したとおり、ポイントは「お金」と同じ働きをしてくれます。ですから、家計管理と同じように、定期的にチェックして、ある程度貯まっていることが確認できたら、有効期限内にしっかり使っていくことで、家計にとっては大きなプラスとなります。
「買い物をしたからポイントがもらえた」⇒「ポイントが貯まったから買い物に使えた」という結果としてのポイントではなくて、「ポイントをしっかり貯めて、買い物にしっかり使う」ことを意識して、家計管理の一部として、ポイント管理も積極的に行なっていきましょう。
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