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はじめてのNISA ファイナンシャル・プランナーがお答えします!②

はじめてのNISA ファイナンシャル・プランナーがお答えします!②
第2限 投資信託って何ですか?
株式会社FPフローリスト代表取締役社長
CFP®認定者
宅地建物取引士
一種外務員
ファイナンシャル・プランナー
圦本弘美
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Q.NISAで投資信託を始めると良いと聞いたのですが、そもそも、投資信託って何ですか?

投資信託(とうししんたく ファンドと呼ばれることもある)は、資産運用のためのパッケージ化された金融商品です。投資信託は「投資を信じて託する」金融商品です。誰に託するのかというと、ファンドマネージャーという投資のプロの方々に託します。

投資信託の購入を通じてたくさんの人から集まったお金をひとまとまりにして、ファンドマネージャーが運用をしてくれます。そして投資が上手くいったら購入した額に応じてお金が増えます。例えば、ある投資信託が1年で10%投資による利益が出たら、投資信託を1万円買った人は1,000円増え、100万円買っていた人は10万円増えます(注:税金や手数料を考えない場合)。一方、運用がマイナスになった場合は、購入した額に応じて損失が出ます。

Q.投資信託を買ってマイナスになることもあるのですか?

はい、あります。投資信託は元本保証ではありませんので、運用がうまくいけば利益が出ますが、上手くいかないと損失が出ます。誰でも買える公募投信は日本には約5,800本あります(投資信託協会HP 20254月末統計より)が、その中から自分にあった投資信託を選んでいく必要があります。

また、「積立投資」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、損失を軽減するために「積立投資」などの運用方法も重要です。

Q.投資信託が投資しているのは株式以外にもありますか?

投資信託を通じて世界中のありとあらゆるものに投資ができます。株式以外の投資商品で主なものとしては、国債、社債、不動産、原油、金(ゴールド)、穀物などいろいろありますが、それらに投資する投資信託もそれぞれあります。

それぞれの投資信託は何に投資するかが決まっています。

例えば、Aの投資信託は日本の株式に投資します、Bの投資信託は世界中の株式に投資します、Cの投資信託は外国の国債に投資します、というように。

Q.株式投資と投資信託はどう違うのですか?

株式投資は「どの会社の株式に投資するか」だけではなく、「いついくら買って、いついくら売るか」という判断を自分でして実行する必要があります。投資銘柄の選定はもちろんですが、いつ売買するかも、とても重要な投資判断です。株式投資で成功し続けるためには、日々、投資候補の会社の情報や世界の経済情勢、政治情勢などたくさんの勉強をしていく必要があります。

投資信託の場合は、そういった複雑な投資判断と投資の実行を、投資信託の運用者にお任せできるという点が違います。

Q.投資信託はどこでいくらから買えますか?

1000円から購入できる証券会社や金融機関が多くあります。一部のネット証券では100円から購入できます。貯金がたくさんないと投資を始められないということはありませんので、まずはドキドキしなくて済むくらいの少額から始めてみてはいかがでしょうか。運用に慣れてくれば、将来達成したい資産額を目指して計画的に積み立て投資をしていく事もお勧めです。

自分に合った投資信託の選び方は、次のコラムでご説明いたします。

最後に
「資産運用やNISAに興味がある」「自分が今行っている資産運用のやり方が、自分にあっているのかを知りたい」
そういった場合には、ぜひFPフローリストご相談ください。
FPフローリストでは、皆さんの資産状況やライフプランに合った運用方法をご提案させていただきます。

 

 

株式会社FPフローリスト 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第717

【投資信託の取引にかかるリスク】
投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

・主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。・主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

・主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

【投資信託の取引にかかる費用】 
投資信託へのご投資には、所属金融商品取引業者等およびファンドごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費等をご負担いただく場合があります。(手数料等の具体的上限額および計算方法の概要は所属金融商品取引業者等およびファンドごとに異なるため本書面では表示することができません。)

・お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:所属金融商品取引業者等、ファンドによって異なります。

・保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。

・ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書をお渡ししますので必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

このコラムの著者

ゆりもと ひろみ

ゆりもと ひろみ

ファイナンシャル・プランニングで
日本を元気にします!
  • CFP®認定者
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 宅地建物取引士
  • 一種外務員

プロフィール

大阪府出身。1995年神戸大学理学部地球科学科卒業(現地球惑星科学科)
出産を機にマネープランの必要性を痛感し、FP(ファイナンシャル・プランナー)となる。一男一女の子育てをしながら、 開業以来1,200件以上のFP相談を受ける。資産運用・家計管理・住宅購入・保険見直しなど幅広いマネー相談に精通し、働くママとして奮闘する経験を生かした、親身なアドバイスが好評。 2013年「株式会社FPフローリスト」を設立し、社長向けFPコンサルや従業員向けFP相談サービスを開始。日々良質のFPサービスの普及に尽力している。

執筆取材

日経新聞/東京新聞/テレビ東京(ワールドビジネスサテライト)/BS日テレ/フジテレビ(FNNスーパーニュース)/文藝春秋社(文藝春秋)/プレジデント社/宝島社(リンネル)/日本FP協会/日本金融通信社/楽天証券(トウシル)/リクルート(SUUMO)/大創出版(家計ノート)/学研/全国共済/一般財団法人教職員生涯福祉財団/他多数

講師講演

NEC労働組合/日本フイルター/首都高速道路株式会社/日研フード/厚木市教育委員会/高相建設業組合他

著書

「FP相談を仕事にしたい!ファイナンシャル・プランナーになりたい女性のための完全ガイド」/ 中小企業デザイン総合支援センター

その他

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