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災害に備える!食料・物品・お金の無駄なし準備法

災害に備える!食料・物品・お金の無駄なし準備法
9月1日が防災の日であるように、9月は災害に気をつけたい季節です。地震だけでなく、台風や大雨による災害も相次いでいます。災害時の備えは各自でしっかりしておきたいものですが、本当に必要なものをすべてそろえようとすると大変ですよね。
今回は災害に備える際の、無駄のない食料・物品・お金の準備法をご紹介いたします。
ファイナンシャル・プランナー 橋本 絵美
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ローリングストックで食料を備えよう!

 災害時のために特別なものを準備するのは大変ですよね。むしろ普段使っているもの、食べているものでないと、災害の際に慣れていなくて使えない、食べられないということも起こりかねません。また、使用期限や賞味期限が切れているということもあるかもしれません。

 そこでオススメなのがローリングストックです。これは、備蓄用の食品を使いながらストックするという方法です。

 災害時でなくても、ちょっと疲れたときや忙しいときに手軽に食べられるおいしいレトルトや栄養補助食品を、普段使い兼災害用としてストックします。

 そこから食品を使用したときに、その分だけを後から買い足します。そうすれば、自然とローリングストックをすることができます。

 備蓄として必要な量は、3日分が最低限の目標ですが、できれば1週間分が必要だと言われています。まずは3日分の食料として、9食分と水9リットルを家族の人数分だけ準備しておきましょう。

 災害用の食料や水は賞味期限が約5年など長いものが多いですが、普段用のレトルトや水の賞味期限は意外と長くありません。

 水はあえて500ミリリットルなどの持ち運びサイズにしておくと、水筒がわりに持っていけるので普段使いしやすくなりますよ。

プラス1ストックが災害時にも役に立つ!

 物品は普段の日用品の“プラス1ストック”をおすすめします。

 今や24時間営業のコンビニで何でも買える時代ではありますが、災害時だけでなく、新型コロナウイルス感染拡大の影響で買い出しに行けなくなったり、品薄になったりしたこともありました。

 とはいえ、大量に日用品をストックしておく必要はありません。使用しているものとは別にストックをプラス1つ準備しておきましょう。

 そうすれば、災害時に備えながら、普段の生活もすっきり無駄なく暮らすことができるでしょう。

備えも支援もできる「ふるさと納税」活用術

 ふるさと納税ではお礼の品に防災グッズも準備されています。簡易トイレやヘルメット、ランタンなど、買いそろえると値の張るものもふるさと納税でそろえることができます。

 また、ふるさと納税を活用して災害で困っている自治体を支援することができます。寄附を必要としている自治体は、「ふるさと納税ポータルサイト」ですぐに見つけることができますよ。

 自分自身に何も起きていないときは、備えとともに困っている人たちへの支援も忘れないでおきたいですね。

意外と忘れがち!現金を準備しておこう!

 災害時には電気が寸断され、ATMが使えない、キャッシュレス決済が使えないといったことが想定されます。災害時に備えて、現金も手元に準備しておきましょう。

 災害時にはお店もお釣りが準備できないかもしれません。現金は小銭や1,000円札などで準備しておくとよいでしょう。普段から毎日財布の中身を小銭貯金しておくと、災害時にも備えることができて一石二鳥ですよ。

 いかがでしたか? 普段から、災害時にも応用しやすい生活を送ることが、上手な備えになります。災害をひとごとと思わずに、今日からしっかり備えておきましょう。

 
※本コラムは楽天証券<お金と投資をもっと身近に>投資情報メディア「トウシル」にて執筆したコラムを転載しております。
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