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奨学金は親子で学ぼう!

奨学金は親子で学ぼう!
2022年5月、岸田文雄首相が議長を務める教育未来創造会議にて「出世払い」方式の奨学金の創設が提言され、注目を集めました。
今回は独立行政法人日本学生支援機構の奨学金に焦点を当てて、奨学金を利用する前に親子で知っておくべきことをまとめてみました。

◆大学進学に必要なお金はいくら?
◆奨学金を使用している学生の割合
◆奨学金の申込基準と申込方法
◆親子で学び、話し合おう
ファイナンシャル・プランナー 中垣 香代子

◆大学進学に必要なお金はいくら?

四年制の国立大学に自宅から通学した場合、通学期間合計の教育費は、488万円が必要と言われています。四年制の理系私立大学に寮や下宿から通学した場合は1,033万円となり、前者の2倍以上の教育費が必要と言われています。
できれば奨学金を借りないであげたいというのが親の本音だと思いますが、教育費ばかりに注目すると、老後資金が不足していることに後々気が付き、慌ててしまう方もいらっしゃいます。

 

◆奨学金を使用している学生の割合

日本学生支援機構の「学生生活調査」(令和2年度)のデータ では、奨学金の給付を受けている大学学部生(昼間部)は49.6%にのぼります。約2人に1人は奨学金を借りているのが、日本の現状です。
奨学金を借りないことで、老後資金や住宅購入資金など、家計に負担がかかってしまっては本末転倒です。そのため、無理をせず、奨学金を借りるということも視野にいれてみることが大切です。

 

◆奨学金の申込基準と申込方法

日本学生支援機構の奨学金を申し込む場合、保護者等の家計と生徒本人の学力の2つの基準があります。所得の高い家庭は利用できません。
また、日本学生支援機構の一般的な申込には予約採用と在学採用があります。予約採用は高校3年生の春頃に、在学している高校で申込を行います。
予約採用の申込期日を過ぎてしまった場合は、進学後に進学先の学校経由で申し込みが可能です。
予約採用の場合、受験する前から奨学金を借りられることが分かります。そのため、進学後の金銭面での不安を軽減し、お子様が勉学に励むことができるかもしれません。

 

◆親子で学び、話し合おう

ご家庭の経済的事情をお子様と話し合うことに抵抗を持つ親御さんも多いと思います。ですが、奨学金を利用することになった場合、あくまでもお子様自身の責任で奨学金制度を利用することになります。
申込や返還に関して、十分な知識がないままにしておくと、知らないうちに申込期日が過ぎていた、就職してから返還が負担になってしまったというケースは少なくありません。
そのため、奨学金制度に対してきちんと理解を深め、親子で話し合ったうえで、利用することが大切です。

ご家庭の経済的な事情から大学進学を諦める人は少なくはありません。しかし、経済的な事情で奨学金の利用や進学自体を諦めてしまうことは、お子様の将来の選択肢を狭めてしまうことにもつながります。

将来の家計が読めず、不安を抱えておられる方は、早い段階でライフプランを作成することで、ご家庭やお子様の選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。「奨学金を利用しても大丈夫か?」「今の家計事情で子供の学費が払えるのか?」といった疑問が、ライフプランを作成することで明確になります。

FPフローリストでは、経験豊富なFPが、一人ひとりに合ったライフプランをご提案しています。大切なお子様の教育資金準備について、お力になれれば幸いです。ぜひ一度FPフローリストにご相談ください。

 

(2022年5月25日時点の情報をもとに作成)

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