お財布にやさしく学べる英会話レッスン
そこで今回は、お得に英語を学ぶ方法をご紹介します。
魅力がいっぱい!オンラインスクール
今や「英会話」は、家にいながらレッスンを受けることができる時代。しかもこの「オンラインスクール」のレッスン料は通学型に比べ、かなりお安いのです。その大きな理由は2つ。その1つは、教室等の設備が不要なこと。もう1つは、人件費を抑えていることです。講師の多くはフィリピン人。フィリピンは世界で3番目に人口が多い英語公用語国で、英語が堪能なうえ知識レベルの高い人が多いのです。忙しい社会人や主婦にとってはコストの問題だけでなく、場所や時間を選ばずレッスンを受けられるのも魅力です。加えて、スクールまでの交通費がかからないのもお財布にやさしいですね。
オンラインスクール選びのポイントは?
ひとくちにオンラインスクールといっても、そのシステム・料金体系は様々です。ここではフィリピン人講師のスクールの中から、主な3つのタイプを具体的に見ていきましょう。(料金は2014年7月17日現在)
【タイプ1】 A社 マンツーマン
毎日1レッスン(25分) 月謝5,800円
一番多いタイプが、月謝制です。月謝制の良い点は、毎日受講すれば費用対効果が非常に大きいこと。A社の場合、毎日受講すると1レッスンあたり約193円になります(1ヶ月=30日で計算)。コーヒー1杯分のお金で、毎日25分英語に触れることができるのです。講師や受講スタイルなど同じ条件ではありませんが、通学型では40分~60分のマンツーマンレッスンで1回あたり5,000円程度のコストがかかります。同じ5,000円で毎日英語に触れられるなんて魅力的だと思いませんか? ただし、毎日受講しなくても月謝は変わらないため、お休みが多いと1レッスンあたりの単価が上昇します。例えば、月に10レッスンしか受講できなかった場合、1レッスンあたりの単価は580円になり、お得感が薄れてしまいます。そんなことから“毎日英語のための時間が確保できる人”にお勧めのタイプです。
【タイプ2】 B社 マンツーマン
1レッスン(25分) 250円
これは利用した分だけ支払うタイプ。このタイプのスクールはあまり多くありませんが、最もニーズが高いといっても過言ではありません。月謝制のオンラインスクールに入会したものの、受講回数が少なく、期待したほどのお得感を感じられずにやめていく人もいます。また、コスト管理に敏感な人ほど「毎日受講しなくては勿体ない!」と自分を追い込み、つらくなってやめてしまうケースもあります。“隙間時間を見つけて英語に触れたい人”や“自分のペースでレッスンを受けたい人”は、このタイプのスクールをお勧めします。
【タイプ3】 C社 マンツーマン担任制
週1レッスン(25分)×4回 月謝780円
これは時間と先生が固定となる担任制のスクールです。実は多くのスクールは担任制ではなく、レッスンごとに先生を指名する方式をとっています。しかし、人気の先生はすぐに予約で埋まるため、予約合戦に疲れ果ててスクールを変える人もいるほど。担任制は、予約の手間が省けるうえ、体系的なレッスンを受けられるメリットがあります。またC社はレッスンの回数に関係なく、1レッスン195円と破格の設定です。“強制的に勉強時間を確保したい人”や“進捗状況をみながら指導してほしい人”にお勧めのタイプです。
今回は紹介しませんが、ネイティブ講師の場合もリーズナブルな料金設定になっていますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
オンラインスクールのここに注意!
最後にオンラインスクールを利用するにあたって、気を付けるべき点に触れておきます。実は、いつでもどこでもできる手軽さが、逆に挫折につながりやすいのです。レッスンを続けるためには、担任制でガッチリとスケジュールを組むなど工夫しましょう。また、スクールの管理監督が行き届かず講師の質にばらつきがあるのも事実。ネット回線が不安定な場合はストレスにもなります。こういった点を踏まえ、まずは入会前に無料体験レッスンでチェックするといいですね。
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