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夏休みのハワイ旅行は個人手配で安くなる!〈現地での過ごし方編〉

夏休みのハワイ旅行は個人手配で安くなる!〈現地での過ごし方編〉
ハワイ旅行で航空券、ホテルの予約までできたら、あとは現地での過ごし方です。押さえておきたいのは移動手段。大手旅行会社のパッケージプランには、空港ホテル間の送迎、現地でのトロリーバス無料乗車券がついているものがほとんどです。しかし、移動手段が無料になっている分、料金が上乗せされるためパッケージプランではコスト増になっています。そこで今回は、個人手配によって節約しながら無駄なく現地で過ごすコツをご紹介します。
小俣彩
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  • 時間とお金の無駄がないオススメの移動手段は?

 空港ホテル間の送迎で、筆者が実際に利用したことのあるオススメの移動手段は、チャーリーズタクシーです。ここはホノルル空港からワイキキエリアのホテルまで一律29ドルと料金が明白で安心(平成28年3月15日現在)。これに20%ほどのチップをのせて35ドルを手渡せばOKです。

 

ホノルル空港からの送迎は、パッケージプランの場合、ほかのお客さんとの乗り合いシャトルになるため各ホテルに停車する分の時間ロスが大きく、集合時間が決まっているため時間の融通が利かないというデメリットがあります。以前、筆者が利用したツアーでは、ほかのツアー客が全員集合するまでの間、ホノルル空港で何十分も待たされた記憶があります。

 

 その点チャーリーズタクシーの場合、日本で予約しておくことが可能です。当日ホノルル空港に到着したら公衆電話から日本語が通じる電話番号にかけ、予約している旨を伝えるだけで、5分後にはお迎えのタクシーが来ます。タイムロスもなくホテルに着くことができるので、ハワイでの滞在を少しでも長く楽しみたい人や、待つのが苦手な小さいお子様がいるファミリーにオススメです。料金的にもチップ込みで、4人家族で一人当たり9ドルほど。一般的にシャトルバスは片道で一人13~16ドルという相場を考えると、お得ですよね。

 

ちなみに、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのタクシー寄せにも常時チャーリーズタクシーが往来しているので、帰りも予約なしでピックアップして空港まで行くことができます。

 

 

  • JCBカードでトロリーバスが無料になるルート

 観光の足となるトロリーバスの乗車券も個人旅行の場合は各自手配しなければなりませんが、ここでもお得な方法があります。それはJCBカードを持つことです。

JCBカードを一枚もっていると、それを運転手に提示することにより、ピンクラインを運行するトロリーが最大で大人2名、11歳以下の子ども2名まで無料で乗り放題となるのです(平成28年3月15日現在)。

ピンクラインの運行ルートは、アラモアナセンターからワイキキまでを60分かけてぐるり一回りするものです。目的地によっては、ピンクラインのみでは網羅できないところもありますが、アラモアナショッピングセンター、ワイキキ中心部、ホノルル動物園まではこのピンクラインで十分回ることができます。ハワイに行かれる予定のある方で、個人手配に挑戦する方は是非、事前にJCBカードを作っておきましょう。

 

 

  • 個人手配でランクを下げずに旅費を節約

ハワイ旅行での旅費・ホテル代・移動手段の費用は、次のようにすれば節約できます。

①1年前から計画を立てる

②航空券の予約は『旅程の最終区間搭乗日の355日前』に行う(ANAの場合)

③ホテル予約は『楽天トラベル』をチェックする

④チャーリーズタクシーで時間とコストをダブルで節約

⑤JCBカードを持って行く

 

筆者が①から⑤を実施して、家族とハワイ旅行へ出かけた際の費用は、約53万円になりました。

 

〈ハワイ旅行費用 内訳〉※1ドル113.29円で計算

 航空券代            39万5,480円

 ホテル宿泊代          13万 964円(2月予約時の円参考価格)

 送迎往復料金          35$(チップ込)×2=約7,930円

 トロリー代(ピンクライン)  JCBカード1枚で  0円

 

大手旅行会社で予約すると116万円になるプランが、個人手配だと60万円もお得に予約できてしまいます。夏休みのハワイなんて、夢のまた夢、と思っていた方にも、やりくり次第でこんなにもお得に行くことができることをお分かりいただけたと思います。あとは実行あるのみ! さあ、あなたも一年後の海外旅行計画を、今から練ってみませんか。

 

別コラムでは〈旅費・ホテル節約編〉をご紹介していますので、そちらもあわせてお読みくださいね。

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