~「指値」と「成行」とは?~
今回は、株式などを購入注文する際の「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」という2つの方法をご紹介します。
株式などの購入画面で、以下のような表を見たことはありませんか?
関心のある株式銘柄の注文板をみると、現在どのような注文が出ているのかを確認することができます。これは「注文板」といい、値段ごとに買い注文と売り注文がどれだけあるかを表示している表です。
「指値」とは?
買いたい(売りたい)金額を指定して注文する方法を指値注文と言います。
「成行」とは?
成行とは、金額を指定せず、いくらでもいいから買いたい(売りたい)という場合に行う注文方法です。
そのため、価格を入力せずに注文を行います。なお、成行注文は瞬時に売買が成立するため板には表示されません。
Q:どういうときに使う?
主にすぐに売却や購入を行いたい場合や、寄付価格(市場が開いて初めに付く値段)で行いたい場合です。成行の方が指値より取引の成立が優先されます。注意点としては、想像していた金額と大きく違う金額で取引が成立してしまうことがあります。
このような事態を避けるためには、成行注文ではなく、指値注文をご活用くださいね。
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