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教育資金準備に学資保険とNISAを活用しよう!

教育資金準備に学資保険とNISAを活用しよう!
5月5日はこどもの日。お子様の教育資金に関して、将来に不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は学資保険とNISAのメリットとデメリットをまとめてみました。

◆人生の3大資金と呼ばれる「教育資金」
◆学資保険のメリットとデメリット
◆NISAのメリットとデメリット
◆ご家庭の状況に応じた手段で対応をしましょう
ファイナンシャル・プランナー 茂渡 恵子
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◆人生の3大資金と呼ばれる「教育資金」

人生の3大資金とは「老後資金」「住宅資金」そして「教育資金」です。一般的な進学時期や平均教育費を考慮すると、進学していくにつれてお金が必要になってきます。その為、「教育資金」を計画的に準備することが大切です。その仕組みとして「学資保険」や「NISA」と呼ばれるものがあります。
この「学資保険」や「NISA」のそれぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

◆学資保険のメリットとデメリット

学資保険のメリットは、予定された時期に予定通りの金額が受け取れるということです。また生命保険料控除の対象となる為、節税効果もあります。その他にも親(契約者)に万一のことがあった場合、保険料の支払いが免除されることがあります。
ただし、デメリットとしては、低金利が続いているため、保険によっては、受取る予定の学資金より払い込んだ保険料の方が多くなるものがありますので、加入前にはしっかり確認をしてください。

◆NISAのメリットとデメリット

その点、NISAでは高いリターンを期待できる金融商品の運用が可能です。しかし、リターンが高いということはリスクも高いということです。元本保証がない点は留意する必要があります。
また、必要な時期に希望の金額に増えているのか、将来の運用成績について不明確である事も付け加えます。対策としては、出来るだけ早くスタートし、できれば10年以上の運用期間を持てるようにする事、資産がプラスになるまでじっくり待つ事がとても重要です。
なお、目標金額に達した時点で引き出せば、その後の元本割れのリスクを抑えることは可能です。

 

◆ご家庭の状況に応じた手段で対応をしましょう

学資保険もNISAもそれぞれのメリットとデメリットがあります。学資保険で手堅く貯蓄しつつ、一部をNISAで効率的に運用し、リスクを分散させることがおすすめです。ご家庭の状況に応じた手段で教育資金を貯めるのがよいでしょう。

私自身は2子の母親です。昨年は、子ども達の高校受験と大学受験を経験しました。子ども達がちいさい頃から、学資保険とNISAのそれぞれのメリットとデメリットを知っておき、もっと計画的な教育資金準備ができればよかったと感じています。保険を使うにしてもNISAを活用するにしても、まとまった学資金が必要になる10年以上前から準備することが望ましいです。そのため、教育資金のことが気になったら、後回しにせずに貯蓄計画を立てることをお勧めします。「学資保険やNISAを始めてみたい」「我が家の状況に合った教育資金の準備法を確認したい」という方は、ぜひ一度家計の窓口にご相談ください。

(2022年4月19日時点の情報をもとに作成)

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