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通信費をカンタンに節約する3つのステップ

通信費をカンタンに節約する3つのステップ
あなたは「最近の通信費は高いな」と感じていませんか? 数年前にスマートフォン(以下、スマホ)やタブレットが登場して以来、利用する人が年々増えてきましたが、各家庭の通信費は確実に上がっています。固定電話のみの頃は、月々の通信費が3,000円程度で済みました。けれども今では、4人家族で全員がスマホを持つ場合、自宅のインターネット接続4,000円(仮)+スマホ7,000円(仮)×4=3万2,000円と、通信費が10倍近くになったご家庭もあるようです。ここではスマホ代を7,000円で見積もりましたが、毎月のスマホ代が1万円を超える方も珍しくありません。通信費の見直しは、支出を抑えるための重要項目のひとつといえます。そこで今回は、カンタンに通信費を節約するための3つのステップをお伝えします。
橋本絵美
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・STEP1 明細を見て契約内容をチェック!

自宅のネットは毎月固定、携帯料金はWEB明細で料金も引き落としにしているため、毎月いくらかかっているかを把握していない方も多いのではないでしょうか。そこで、まず3ヶ月分の明細を準備し、自分の契約内容について確認してみましょう。料金表はある項目で多額にかかっているかと思えば、他項目はマイナスされているなど、どういう仕組みになっているか理解しにくいですよね。そこで、3ヶ月分の各項目推移を照らし合わせて見てみると、料金の構成が見えてきます。どのキャリアでも大体の構成は

・通話に関する基本料金+通話料-通話料割引

・通信に関する基本料金+通信料-通信料割引

・端末代-端末割引

・オプション料金

 の組み合わせとなっています。通話についての料金を赤、通信に関する料金を青、端末代に関する料金を緑、オプション料金を黒で囲ってみましょう。そうすれば視覚的に何にいくら使っているかを把握することができます。

  • STEP2 スマホやネットの使い方をチェック!

次に自身のスマホや自宅通信の使い方を考えてみましょう。

【通話料を見直す】 

携帯やスマホでよく電話をかける方は、誰にどれくらいの時間で話しているかを紙に書いてください。各社「同一キャリア通話料無料」「家族間の通話無料」「指定の電話番号宛は半額(無料)」などのサービスがありますが、よく話す人とキャリアを同じにするのが鉄則。定額料がかかる場合もありますが、同じキャリアに加入した方がトータルで安くなる場合があります。また、スマホ同士の通話は無料で通話ができる「LINE」や「Skype」といったアプリを利用することで格段に料金を抑えることができます。最近では固定電話を持たない世帯も増えています。固定電話を契約している場合は解約できないかも検討してみましょう。

【通信料を見直す】

同じくパケット通信料に関しても、何をするのに、どのくらいの時間、どこで使っているかを紙に書いてみてください。カフェなどでWEBサイトを見ることが多い場合、パケット放題などの通信料定額プランを使わずに無料のWi-Fiを使うことで節約できます。ただし、セキュリティの観点から決済等情報が漏れてしまっては困ると思われる場合は避けたほうが無難です。

自宅でネットを使うことが多いなら、無線LANに切り替えましょう。自宅のWi-Fiを使えばスマホ側の通信料がかかりません。Wi-Fiのルーターがない場合は、ルーターを無料で貸し出してくれる携帯会社もありますので確認してみましょう。

いずれにしても、通信料定額プランを解約する場合はメールの送受信に気をつけてください。頻繁にメールが届く場合、かえって通信料が高くなることがあります。また、先ほどの通話無料アプリもパケット通信を使うことになりますので、通信料を定額にしない場合には注意しましょう。

タブレットやPCで動画を見ることがほとんどなくWEBサイトを閲覧する程度という方は、自宅のネットを解約して携帯のテザリングサービスを追加することで充分かもしれません。

自宅で動画もよく見るし、ネットはやめられない!という方でも携帯会社と提携しているプロバイダーに変更すれば、携帯料金とセットで割引になることがあります。プロバイダー料金も各社サービスの違いがありますが、約500円~1,000円と幅がありますので、再検討してみてください。

見直しのポイントは2つ。自宅のネットとスマホのネットを合わせて考えることと、無料サービスをとことん利用することです。使い方を少し変えるだけで、大幅に節約できます。

【オプションサービスを見直す】

オプションサービスについても契約時に入ったまま変更せずに払い続けている場合も多いです。留守番電話サービスや紛失時の検索サービスなどは、料金を払ってまで本当に必要か検討してみましょう。

  • STEP3 ショップで契約変更を実行しよう!

現在の契約形態と使用状況がわかったら、契約変更の手続きに入りましょう。ショップに行って先ほど確認した自身の使用状況を伝え、最適プランを出してもらうとよいでしょう。

初めに試算した4人家族の例で見直すと家族のキャリアを統一し、アプリを使った通話に代えて▲500円×4人分、自宅と携帯のネット環境を見直して▲1,000円、オプションを解約して▲500円×4人分とすると…月\5,000、年間6万円も節約できます!

節約とは少し違いますが、各携帯会社発行のクレジットカードで料金を支払うことも一案です。他社クレジットカードで支払うよりもお得にポイントを貯めることができ、端末代の支払い等に使うこともできますので、おすすめです。

通信費の見直しは一見手間ではありますが、一度見直して実行してしまえば食費の節約のようなストレスやリバウンドすることなく、コストを下げることができます。使い方自体を節約仕様に変えた場合は多少の不便はあるかもしれませんが、お金をかけて便利さをとるか、節約して貯蓄や他の有用なことに回すかは自分次第です。上手に節約して生活を豊かにしていきたいものですね。

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