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節約しながら環境問題を解決!食品ロスをなくそう

節約しながら環境問題を解決!食品ロスをなくそう

最近、特に目立って増えているゴミがあります。それは、食品ロスによるゴミです。お金を払って購入したのにもかかわらず、食べられないからと捨ててしまうのは、お金の無駄遣いになると思いませんか?
そこで今回は、食費を節約するために食品ロスをなくすコツをご紹介します。

前佛 朋子
  • 食品ロスの半分は家庭が発生源

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられる食品のことをいいます。日本では年間で約632万トンの食品ロスが発生しています。これを1人当たりの量に換算すると、お茶碗1杯分のご飯(約136グラム)を毎日捨て続けていることになるのです。そして、食品ロスの半分、約302万トンは、なんと家庭から発生しています。これは驚きですよね?

 

家庭から出る食品ロスの主な原因は、次の3つです。

・調理するときに、食べられる部分を捨てている

・作った料理を食べ残す

・冷蔵庫に入れた食品を使わずに期限を迎えてしまう

 

食べるために購入した食品を捨ててしまうのは、お金を捨てるのと同じこと。食品ロスが、食費がかさむ原因の1つになっているかもしれません。そこで、食品の買い方や使い方を振り返って、食品ロスの原因を作っていないか確認してみましょう。

 

 

  • 食品ロスをなくすために押さえておきたい4つのポイント

食品ロスは、買い物の仕方や食品の使い方、保存の仕方などを見直すことで、グッと減らすことができます。その結果、食費の節約につなげることができるのです。ではここで、食品ロスをなくすための4つのポイントをご紹介しましょう。

 

【ポイント1】食品を買い過ぎないこと

食品は使う分だけ購入するようにしましょう。「安いから」「いつも使っているから」と、余分に購入することは食品ロスの原因になります。在庫を持つなら1個に留めておくのがいいですね。

 

【ポイント2】購入した食品は使い切る

買ってきた食品は、使い切るのが原則です。一度に使い切れない場合は、別の料理で活用するようにしましょう。また、冷蔵庫の奥の方に入れてしまうと使い忘れるかもしれません。冷蔵庫の中でも、目につきやすい手前に入れておくのが使い切るためのコツです。使い切れなかったものは、冷凍保存しておくのも1つの方法です。

 

【ポイント3】作った料理は食べ切る

料理を作り過ぎて余らせてしまった場合は、お弁当のおかずにしたり、次の日に食べたりして、必ず食べ切るようにしましょう。また、冷凍保存しておくのもいいですね。とはいえ、食べ残しは食品ロスの原因になりやすいものです。料理をする際は、食べ切れる分だけ作るようにしましょう。

 

【ポイント4】賞味期限・消費期限の違いを知っておく

賞味期限と消費期限の違いを知っておくことで、食品ロスを防ぐことができます。

ここで2つの期限の違いについて、見てみましょう。

 

☆賞味期限とは?

食品がおいしく食べられる期限のこと。この期限が過ぎても、食べられなくなったわけではありません。

 

☆消費期限とは?

食品を安全に食べることができる期限のこと。この期限を超えたら食べないほうがよいでしょう。

 

2つの期限の違いを覚えておけば、期限内に使い切れるかどうか判断することができるようになります。スーパーマーケットなどで購入するときは、賞味期限や消費期限を確認する習慣をつけておくといいですね。

 

 

  • 整理整頓が食品ロスをなくす秘訣

冷蔵庫や戸棚の中が詰め込み放題になっていると、在庫があるのかどうかがわからなくなりますよね。つまり、整理整頓されていないと重複買いの原因になるのです。

そこで、冷蔵庫や戸棚の中を整理して、消費期限が迫っている食品はないか、賞味期限が近づいている食品はないかチェックしましょう。期限が迫っている食品は、最優先で使うこと。また、食品の買い過ぎをやめて使い切りを心がければ、冷蔵庫や戸棚の中に入れておくものが減るので、自然と整理整頓しやすくなり、食費を抑えることができるようになります。

 

ここで食品をまとめ買いして、冷凍保存して利用している方にワンポイントアドバイスです。冷凍することで安心してしまい、冷凍庫に何が入っているのかを忘れてしまうと、食品ロスを作る原因になります。冷凍する場合、保存期間の目安は約1ヶ月です。いつ、何を冷凍保存したのかがわかるように、保存する容器にラベルを貼ったり、冷蔵庫にメモを貼ったりするなど、期限がわかりやすくなるよう工夫して、無駄なく使い切るようにしましょう。

 

“食品ロスを作ることは、お金を捨てているのと同じこと” このことを忘れずに、食品の買い方、保存の仕方などに気を付けていれば、食費の無駄遣いを防ぐことができます。

今回ご紹介したことは、環境にやさしい節約術です。ぜひ取り組んでみてくださいね。


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